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2012年9月11日火曜日

カワセミ考

最近、ブログにカワセミの写真をアップしているのを見た息子が自慢げに話しかけてきた。
「新幹線500系のデザインはカワセミを参考にしてるねんで!」
テレビで見て、私に報告してくれたようだ。

500系新幹線はロングノーズ・円筒形のボディが印象的な、私も好きなデザインの新幹線だ。
トンネル突入時の急激な抵抗変化に対応するため検討を重ねている過程で、『自然界にも同様のものがあるはずと思い巡らしているうちに「カワセミ」のことが頭に浮かんだ。』ことから、カワセミの嘴を参考にデザインされたそうな。
カワセミが水中へ飛び込む姿に似せたデザインにするため、500系の先頭車は長さ15メートルものロングノーズになり、理論的にも実験的にもトンネル微気圧波の緩和策として、あのようなくさび型デザインが良いことが確かめられたそうだ。カワセミの嘴も、上下がそれぞれ三角形に近い断面をしており、合わせるとひし形に近い形をしているので合理的らしい。

下の写真は在庫から。科学的なボディをもつ、近所のカワセミ君のどアップ写真。




縦に見ると意外にスリムなカラダ 抵抗を少なくしているのか・・・
プラレールの新幹線500系 これではちょっと想像できないが・・・














自然界にはこの他にも人間社会に応用できるデザインが色々あると考えると、つくづく自然は興味深いし、面白いと思った。

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